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雑談 - 富士通がセカンドライフ参入を発表
「Webの3次元化は必ず到来する」、富士通がセカンドライフ参入を発表

富士通は11月2日、米リンデンラボが運営するインターネット上の仮想世界サービス「Second Life」内に、同日の午後6時から「富士通島」(画像)を開設すると発表した。富士通島には、同社のサービスや製品、歴史などを紹介するスペースがある。富士通は、社員同士の交流の場としても利用していく予定だ。
Second Life進出の狙いについて、富士通の五十嵐司マーケティング本部企画部長は「Webの3次元化は将来必ず到来すると考えている。Second Lifeへ進出し、ネットにおける3次元の有効性を早い段階で検証することが必要と考えた」と話す。

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まぁ、私よりずっと思慮深い、というか頭のいい大企業のぶちょーさんの考える事ですし、参入自体になにか言うつもりは全くないです。
早い段階で検証する、という理由だけで数千万円(記事中では1千万円以下と書かれていますが、社員への給与や研修費等は算入されていないと考えられます、それを合わせると私的な概算で3〜4千万円くらいかかっていると見積もれます)もかけられる大企業がうらやましい(^^;)

ただ、ここでも述べていますが,セカンドライフという仮想空間がウェブ上で一般的になること、というのはかなり難しいと考えています。

今回も富士通という大企業の参入がニュースになっていますので、これでまた(富士通関連社員数万人の)ID数が激増するでしょう。
しかし、ただ楽しみたいだけの一般ユーザーはほとんどいない状況に変わりはありません。
そもそも、「お金になるから」と言う理由しかこの世界へ興味を持つ端緒がないわけですから,当然と言えば当然なのですが,その先にあるものは「一般人が見て回って新たな発見を楽しむようなセカンドライフ世界」ではなく、「企業(個人も)がビジネスチャンスを狙って徘徊するBtoB取引のための仮想空間」ではないかと思います。

もちろん、ここでも述べている通り、時間や場所に縛られない仮想会議室や商談室のような仮想世界も「アリ」だとは思いますが,それは一般人の求めている「楽しい仮想空間」とはほど遠いものでしょう。

手間暇金かけて、スペックの高いマシンと操作しにくいクライアントを使ってアクセスしてみたものの、見られるのは企業宣伝のアトラクションだらけ。もらえるものがあるかと思えば、商品ちらしと同様の画像とか・・・
そんな企業広告だらけの仮想空間に企業以外の誰がアクセスしたがるでしょうか。

こういうブログからの盗用がひどいので、ビジネスモデル的なアイデアはあまり書かないようにしていますが、自分的な今後のウェブ3Dの動きを考えると、このような閉鎖型クライアントによる仮想空間がそのままウェブの代わりになるというのは考えにくいと思っています。

ウェブは今後も多少形や見え方は変わる可能性がありますが,2Dベースというのはしばらく続くでしょう。3Dも今まで以上に使われるようになる可能性はあります。
ただし、3Dは今までも一時的なブームがありましたが一過性に過ぎず定着はしませんでした。これは特定のプラグイン等クライアントの環境に大きく左右されるためというのが主な理由だと考えられています。

しかし、その状況は徐々に改善されてきています。ノートpcでも余程高度でなければ3D表示にもそれほど支障ないスペックとなっていますし、ネットの接続速度も飛躍的にアップ、クライアントの環境はかつてより大幅に進歩しています。
では何が足りないかと言うと、flashの3D表示版のような機能を持つ標準的な技術だと考えています。
今でも作ろうと思えばflashで3D表示させる事も可能ですが、一般的ではないようです。プログラミング技術も半端なものでは無理なようで、とても気軽に作れるとは言いがたいものです。

そしてこの方向性は、一クライアントによるセカンドライフ的な閉鎖空間ではなく、ウェブブラウザ上の一コンテンツとして、今のflashプラグインのような見え方になると考えています。
例えばyoutubeやニコ動のようなビデオコンテンツと同じように3Dコンテンツが一般的になる可能性もないとはいえないでしょう。
そしてそれはかならずしも「仮想空間のセカンドライフ」ではないのです。
今後セカンドライフがオープン標準になるような事がなければ変わらないですし、運営するリンデンのビジネスモデルが根本から変わらないとそれはあり得ないでしょう。

しかし、問題はこのような(今のjavascript的な)ウェブ機能を誰が作るのか、本当に普及するかは未知数です。
今までも、同様の機能があるのに普及しない理由は、企業が自社開発した3D技術をオープンにすることを嫌がった結果でしょう。
オープンにしても使いにくいものは誰にも使われないで廃れてしまいます。
最近もケータイコンテンツ用3D表示技術が採用されたとしてニュースがありましたが、これもやはり一企業独占の技術です。ケータイで通用してもウェブでは普及させる事は難しいでしょうし、実際普及していません。

一番可能性がありそうなのは、もっと実用的な形でflashが3D機能を実装する事ですが,果たしてadobeにそれをやる気があるのか、実装して使う人がいるのか、使い物になるような機能になるのか,そこまではわかりません。

もっといいのはjavascript並の手軽さとオープン性があることなのですが、3D機能でそれが実現するか未知数です。

ちなみに標準で3D機能を持たせている一般的なウェブビデオプレーヤーとしてappleのquick timeがありますが、やはり一時ブームがあってからは誰も使わなくなってしまっています。

この記事書いている時点でのセカンドライフでの同時ログイン数は全世界で約51000ID
ちなみにここで引き合いに出しているアバターコミュニティーのハンゲームは、同じ時間で約57000ID(国内向けサービスなので国内からの接続のみ)
なんだかなー(^^;)

セカンドライフ

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