TechCrunchオリジナルの低価格タッチスクリーンPCについて、その後の進捗状況をお知らせする。昨年7月、私は最小限の機能を備え、起動と同時にブラウザが立ち上がるタッチスクリーン・ベースの低価格コンピュータの製造を提案する記事を書いた。これがその最初の記事だ。このタブレットPCをわれわれは部内でCrunchPadと読んでいる。
このデバイスはリソースを無用に大食いする機能はスキップし、純粋にアプリケーションを作動させる機能だけに集中する。つまりブラウザさえ動けばよい。ハードウェアは可能な限りローエンドの製品を利用しつつ、インターネットのブラウジングはデスクトップ・マシンなみに快適に実行できなければいけない。
われわれは作動はするものの、たいへん簡単なプロトタイプ Aを8月に完成させた。
このデバイスは12インチで横:縦比率が4:3のタッチスクリーンを備えている。(私の考えではこれがウェブ向けにいちばん快適なサイズだ)。CPUは ViaNanoで、われわれのテストでは、ほぼIntel Atomと同水準のパフォーマンスだった。メインメモリは1 GBのRAM(われわれの目的には十分すぎるほどの容量)、4GBのflashドライブにOSとブラウザとキャッシュを置く。解像度は1024×768 で、ほとんどウェブサイトがスクロールせず全画面で見られる。このデバイスにはwifi、加速度計(縦に置けばより広くウェブページを見ることができる)、カメラ、4セルのバッテリーが備わる。
Atok